2024/5/21火曜日
2:30に覚醒。
前夜の強烈な眠れ眠れ攻撃でブログ編集中の21時に強制就寝させられた。
それから5時間半。
十二分に寝た。
3時半にブログ投稿後、起床し洗濯と朝食、昼食作り。
朝の家事を済ませたら4時50分に朝焼けの中、畑へ。
懸案事項の人参の種を蒔いたところには家から持参した茶殻ちゃん達を元気になれよ、と祈りながら蒔いた。
で、隣のマルチをチェック。
すると、前と異なる穴からまーたじゃがいもの芽が。
このマルチの穴からじゃがいもの芽を出させるの結構難しいと思うけど。
魔術なのか、三千年の歴史のある嫌がらせテクニックなのか。
新技を毎日披露して楽しそうではある。
帰宅すると5時半。
最新情報をチェックしている間に寝落ち。
7時半に覚醒。
9時半にフットサル教室へ。
コーチ1名女子4名が参加。
ボールタッチのアップ後、パス練習。
4人で四角形の周りをパスで回す練習。
それにワンフェイントを付けたりバリエーションを加えながらパスを回した。
11時からはお楽しみのゲーム。
が、2対2はキツイのでコーチにも入ってもらい3:2。
自分は常に1人多い方のチームだったのでそれ程きつくなかった。
12時に解散後、買い物をしてから帰宅。
まずはシャワー。
結構な汗だった。
13時半に昨夜以来の食事。
ご飯と味噌汁と納豆メインでお腹を満たした。
午後は読書。
昨日に引き続き、奈良本辰也著「あゝ東方に道なきか〜評伝前原一誠」
この長州出身の方、戊辰戦争の北越戦争で活躍したのもあり明治新政府で越後府判事として新潟に赴任。
そこで、戊辰戦争により家や田畑を焼かれ食糧を強奪され、更に洪水被害に苦しむ農民達を目の当たりにし奮い立った。
まずは、年貢半減令を布告。
これは木戸孝允を始めとする中央政府の怒りを買い、のちに戊辰戦争の功臣に下された一誠への報奨金は功績に比べ懲罰的に低いものとされた。
それにもめげず、今度は戊辰戦争時の人夫代を農民に払ってくれないか、と国に打診。
しめて90万両だか、勿論これも拒否。
↑戊辰戦争時に荷物運びとかに借り出しといて賃金払わないとか酷くね?
タダ働きよ。
挙げ句の果てに新政府軍による略奪と放火で、住む家も食糧も無くなったんよ。
しかも、その北越戦争のあった明治元年は長雨で信濃川は5月の初めに10数カ所で決壊。
その頃丁度北越戦争で十分な防水対策が出来なかった。
前原一誠は自分もその北越戦争に出陣したからめっちゃ責任を感じたわけ。
で、越後府知事の壬生基修卿に信濃川の分水事業を相談すると彼もどげんかせんと、て応じてくれたんよ。
で、中央政府に掛け合うも却下。
何せ工事の見積もりは190万両。
新発田、高崎、与板、村松、峰山、三日市、村上の七藩も信濃川分水の建白書を提出してもダメだった。
そうしている間も信濃川の洪水で田畑は水浸しのまま。
このままだと農業が出来なくて食べるもんが無い。
国が何もしてくれないなら自分達で掘割工事をやろう!と蜂起。
2万人以上の百姓が立ち上がった。
が、国は何もしてくれないのにリーダー格の百姓を捕え入牢。
どうせっちゅうねん!
何でも、外人さんが信濃川を分水すると新潟港の水位が低下し蒸気船が入港出来なくなるかも、と助言したのだそう。
は?
貿易より農業の方が大事に決まっとる。
それで、却下されまくった信濃川分水事業は大正時代になってから漸く新潟県の予算でやるなら良い、ということになったのだそう。
なんやの?
で、青山士さんという、日本人で唯一パナマ運河建設事業に参加した技師が信濃川分水事業を完成させたのだそう。
この方、荒川放水路も作っている凄いお方。
荒川知水資料館を訪れた際、知った。
話は前原一誠氏に戻る。
この越後の農民達の苦難を目の当たりにし一誠は上京して陳情。
信濃川分水事業を訴えるも相手にされず。
それどころか、中央政府はもう越後に肩入れするなと言わんばかりに中央のポジション、参議を斡旋し東京に留め置こうと尽力。
前原一誠はその意図を知りずっと固辞していた。
が、三条実美卿からの説得に折れ参議に就任することに。
が、参議に就任するも、中央政府による様々な政策に疑問を持ち、失望し、欠席ばかりしていた。
久しぶりに出席すると、欠席の多いことを黒田清隆に詰られ、即退出。
このあと黒田清隆は北海道開拓庁長官に異動となった。
前原一誠がどれだけ人望があって中央政府から恐れられていたか、である。
が、前原の何度目かの辞表が遂に受理され、前原は、まず、数年ぶりに萩に帰郷。
嘗ての友人や知己と親交を温めた。
今日はここまで。
18時から夕食作り。
19時に夕食。
鯖の西京味噌󠄀漬け、豚の諸味漬け、サラダ、焼き芋、チーズ、残り物のスープ、親子丼、ウドのきんぴら、ウォッカ梅酒ロック。
良く呑み良く食べた。
お皿は長男が洗ってくれた。
ありがたく読書の続きをすることに。
前原一誠はこのあと処刑されるの知ってるから神妙に読んでいくことに。
歩数計は12483。
充実した一日だった。