2024/6/28金曜日
4時に起床。
畑に行こうと思ったら雨が降るとの予報。
今日は洗濯と畑をお休み。
朝の家事を済ませたら9時に買い物へ。
やる事やったら終日読書に勤しむ事に。
最近、ふとした切っ掛けで大正天皇が気になっていた。
そして、大正天皇に関する本を4冊借りた。
最も気に入ったのは「大正天皇御集 おほみやびうた」
大正天皇御製の歌が掲載されている。
そして、その和歌の、シンプルで真摯に伝わる想いに吸い寄せられた。
明治時代の歌、とあるから若い頃の御製だろうか。
「梅」
咲きそめし梅見にくればほほえゑみて
花も我をぞむかへ顔なる
その道の方が評価すると擬人法がー、とかなるのだと思う。
ただ、他の歌を見るにつけても大正天皇は自然の草花や小動物に対し生き物というか友達のように接している。
とても心の優しい方だと思う。
そして、感動を素直に表現。
本来、和歌とは、感動を五七七に凝縮したもの。
たった19文字で想いを発信する。
難しいけれど、才能が現れる伝達方法だと思う。
大正天皇は生まれつき病弱で精神的に問題があった、とウィキでも書かれている。
少なくとも精神的に問題がある人による歌とは思えない。
むしろ感受性に富んだ、思い遣りに満ちた心で詠まれた歌が多い。
節子皇后への素直な想いの表れた歌も発見。
こういう直截的な表現は女性は嬉しいと思う。
そして、これからの季節、涼し気に感じる歌。
こんな歌がスラスラ詠めるて天才的領域じゃね?
そして、「蓬」のお題の歌には笑みが溢れた。
天皇も蓬摘むのな。
しかも、籠に余るまで
素晴らしい。
大正天皇は和歌の達人だった。
12時に昨夜以来の食事。
午後も読書。
というか、大正天皇御製の歌を鑑賞。
情景が浮かぶ歌が多い。
そして、時節柄、軍艦や殉職した軍人を偲んで詠んだ歌も多々。
大正天皇も想う所が多々あった、と言う事だ。
戦の無かった縄文時代であれば、日々自然と戯れ歌を詠むだけで幸せだったんよ。
それでもきちんと戦争と向き合い数々の歌に遺している。
17時から夕食作り。
イカ刺し生姜醬油和え、冷しゃぶサラダ、カボチャとモヤシの味噌汁、朝の残りとチーズ、しらすチャーハン、ウォッカ梅酒ロック。
良く呑み良く食べた。
お皿を洗ったら営業終了。
食後も大正天皇御製の歌を鑑賞する事に。
歩数計は5285。
充実した一日だった。