arimahamaの日記

アメバから引っ越しました。

オートファジー1139日目とネアンデルタール人とデニソワ人

2024/10/25金曜日

4時に覚醒。

最新情報をチェックしたあと5時に起床。

長女の朝食とお弁当、次男のおにぎり作り。

畑に行こうと思ったら雨だったので取りやめ。

おやつ用にドロップクッキーを製作。

9時から読書。

 

昨日に引き続き岩田明著「十六菊花紋の謎」

 

静岡県の縄文遺跡は清水市だけで殆どが弥生遺跡。特に登呂遺跡は重要で金属製の装身具やヒスイの勾玉等、当時の高級品が全ての家から発見されている。この一族の長が富を一人占めせず平等に分配した事を語る。海洋部族の掟である平等配分の形態を窺わせる。

1856年、石灰岩採掘作業をしていた人夫がネアンデル峡谷で人骨を発見。分析の結果、同種の人類化石は東はジャワから中央アジア西アジア、西はイタリー、ベルギーからフランスに及び、南は南アフリカまで幅広く分布していた。

これらの年代は約5万年から10万年前迄のものである。発掘地の周辺から共通してわかることは仲間の死に対する人間的愛情や心遣いを持っていた事が汲み取れる。死者を墓に埋葬する事や墓に石を配列して置いたり花などを添えて弔うなど現代人と変わらぬ生活意識が窺える。

1983年、ノーベル文学賞を受賞したウィリアム・ゴールディングはその著書「後継者たち」(中央公論社・発行)の中でクロマニョン人によるネアンデルタール人の皆殺しを描いている。

平和な部族であったネアンデルタール人の集落にある時野蛮なクロマニョン人の集団が襲いかかり無防備の彼等を強靭な矢で次々に殺していく。こうしてネアンデルタール人は滅亡する。←ワクチンで遺伝子を改変して、ワクチンに混入させたナノチッフで脳をコントロールし襲わせようとしているんか?

クロマニョンは深い谷底へオスもメスも小さな仔鹿や小兎までも無差別に大量に追い落とし食肉に供してしまう。

ヨーロッパ人が嘗てアジアやアフリカに侵略して原住民を動物の如く大量に虐殺し古代文化を破壊し富を略奪。アメリカ大陸に於けるヨーロッパ移民のインディアン掃討への自己批判

一方、アジア・モンゴロイド族は遺跡発掘からも判るようにメスと子供は絶対に殺さない。種の保存を考え、農耕、漁撈、畜産に力を入れ自然との調和の中で進化してきた。

これらの種族が同一種族の枝分かれとは考えられない。

ヒトも赤道周辺の各地で多元的に誕生したと考える方が自然である。

日本に古くから伝わる「五色人伝説」は古代人の伝言ではなかろうか。黄人、赤人、黒人、青人、白人の5種類のヒト族が世界に生まれ黄人であるヤマト族は和の精神で纏め役になる。

↑こんな、ヤバい真実に行き当たった岩田明氏のその後について調べたが、ウィキは勿論、生存もわからなかった。

1930年生まれだから生きていたら94歳。

不審死してなければいいな。

 

次に、スヴァンテ・ペーボ著野中香方子訳「ネアンデルタール人は私達と交配した」を読み始めた。

 

ネアンデルタール人のゲノムは常に非アフリカ人のゲノムと2%多く一致。ネアンデルタール人からアフリカの外の人々へ遺伝子の寄与があった事が現れている。

現代人のゲノム情報の全てがアフリカの祖先に遡るわけではない。←出アフリカ説は嘘?

ネアンデルタール人のDNAは現代の人々の中に生きている。ネアンデルタール人はヨーロッパ人だけでなく中国やパプアニューギニアの人々にもDNAを伝えていた。

ネアンデルタール人のDNAがどうやって東アジアに入ったかを想像するのは難しかった。

現生人類の移動に伴って中国に入って行ったとも考えられるが、もしそうなら、中国人とネアンデルタール人の一致度はヨーロッパ人とネアンデルタール人のそれより低くなった筈だ。

アフリカを出た初期の現生人類がネアンデルタール人と交配しその子孫が外の世界へ拡散していくとネアンデルタール人が存在したことのない地域へもネアンデルタール人のDNAが運ばれ得る。例えば中国人のDNAのおよそ2%はネアンデルタール人に由来する。↑この移動は海洋の民シュメール人の移動と重なってないか?

ある地域に現生人類が現れるとネアンデルタール人は即座に、或いは少し遅れて消えている。同じ事が世界中で起こった。

変異を2個持つタンパク質のあと2つは皮膚にある。傷の治癒に関与。上の層の汗腺と毛根に存在。

ピーター・バラムとエド・グリーンは現代のヨーロッパ人とアジア人には一般的でアフリカ人には診られない特殊なMHC遺伝子の変異がネアンデルタール・ゲノムに見つかったと報告。

それによればヨーロッパ人が保有するこれらの遺伝子の半分と中国人が保有するそれらの72%はネアンデルタール人に由来。これらの人々の全ゲノムのうちネアンデルタール人に由来する配列が最大でも6%未満だったことを考えるとネアンデルタール人のMHC遺伝子が異常なまでに高頻度で見つかる事はそれらが「交替した集団」が生き延びるのを助けた事を示している。

ロシア科学アカデミーシベリア部長のアナトリー・デレヴィアンコから貰った小さな骨はシベリア南部のロシア、カザフスタン、モンゴル、中国にまたがるアルタイ山脈のオクラドニコフ洞窟で発掘された。

DNAを抽出するとネアンデルタール人のmtDNAが含まれていた。これによりネアンデルタール人が住んでいた地域は更に2000キロメートル東に拡大‼️

この骨が発見されるまでウズベキスタンより東にネアンデルタール人が居たという証拠は無かった。

2009年、アナトリーからまた骨片が届いた。その前年に彼のグループがデニソワ洞窟で発見。ヨハネスは骨片からDNAを抽出。mtDNAの断片は3万443個発見された。それらを統合し非常に精度の高い完全なmtDNAを組み立てる事が出来た。実際、mtDNAの中の各部位は平均で156回確認出来、古い骨としては並外れて高かった。

アナトリーから渡されたデニソワ洞窟で発見された歯は子供の臼歯のようだったが非常に大きかった。

ヨハネスが作成したライブラリで核DNAのシーケシングに着手した結果は驚くべきものだった。ウドがそれらをヒトゲノムにマッピングすると約79%がマッチ。この骨から抽出されるDNAの3分の2以上が骨の持ち主のもの。ネアンデルタール人の骨では最高でもその値は4%。通常は1%以下。デニソワの骨は保存状態が良かったということ。

デニソワ人のDNA配列はアフリカ人よりもユーラシア人の配列に近いがネアンデルタール人の配列にはもっと近かった。これはデニソワの少女とネアンデルタール人が共通の祖先を持っていた事を示唆。そして、ネアンデルタール人が現生人類と交配した時代にユーラシアに居た現生人類はネアンデルタール人のゲノムを通じてデニソワ人のゲノムを受け継いだか。ネアンデルタール人と現生人類が出会う前にネアンデルタール人とデニソワ人の集団が分かれていた。

今日はここまで。

ネアンデルタール人とデニソワ人の研究が進む事に期待したい。

 

12時に昨夜以来の食事。

午後も読書。

17時から夕食の用意。

鮭、ししゃも、焼き芋、昨日の残りの大根と竹輪麩の煮物、鶏牛蒡煮物、長芋明太子、ツナサラダ。

ウォッカ梅酒ロックを呑みながら夫の帰りを待っていると18時半に帰宅。

夕飯は19時に食べるそうだ。

 

歩数計は2944。

充実した一日だった。