arimahamaの日記

アメバから引っ越しました。

オートファジー1172日目と畑と石工組合

2024/11/27水曜日

4時半に起床し長女の朝食とお弁当のおかず作り。

6時15分に畑へ。

雹は降らなかった。

なのでニンニクや玉ねぎの上に掛けておいたよしずを次々と撤去。

よく見るとニンニクの葉が黄変。

小松菜も。

一晩で黄変。

DSの奴らは雨に見せかけて有害な液体を撒く。

後日、栄養補給する事に。

7時に帰宅後、シャワーと洗濯。

ベランダの水遣りも済ませたら8時半に長女を駅まで送迎。

帰宅後、米麹の出麹。

今回はいつも通りに完成。

引き続き、次の米麹作り。

みりんを仕込むので800gの米麹が必要。

種麹をまぶして発酵機に入れたら明日の朝まで放置。

 

次に、干し柿の仕込み。

今年初めて干し柿作りに挑戦。

干し柿用の渋柿を注文していたが昨日届いた。

まずは皮を剥き、熱湯にくぐらせた。

そして、紐を取り付け、洗濯ハンガーへ吊るしひなたで干す事4時間。

夕方16時に干す場所をベランダのもっと内側に移動させ鳥と虫対策で不織布で囲んだ。

12時に昨夜以来の食事を済ませたら午後は読書。

 

昨日に引き続き海野弘著「秘密結社の世界史」

 

セルジュ・ユタンは「秘密結社」でダンテ・アリギエリ(1265〜1321)を聖堂騎士団系の第三教団であるフェデ・サンタの首脳者であり「神曲」は秘伝教義の説明である、と述べている。

ダンテは「聖なる信実団」というテンプル騎士団第三会の会員だった、とするのは神秘主義研究家ルネ・ゲノンの説である。

ダンテの「神曲」はグノーシス派、イスラム的東方的秘教、カタリ派などの秘教的な思想が総合されキリスト教化され「キリスト教的秘密教義の全盛期に入ってきた」とセルジュ・ユタンは言っている。

14世紀という中世からルネサンスの過渡期に於いて、地縁・血縁を超えた友愛団と同業者の組織である同業組合が増えていった。

例えばフリーメーソンはメーソン(石工)の同業組合として出発したが次第に一般会員を受け入れ石工の組合ではなくなってゆく。

①講社(フラタニティ) 宗教的結社で友愛的な組織

②ギルド(同業組合)職人の結社

 

中世では職人は信心深かったからギルドも宗教性を持ち講社としばしば重なりはっきり区別出来なかった。

宗教と世俗が結びつき、結社は隣人愛、助け合いから、共同による利益という世俗的な目的を持った。

やがて一つの職種だけでなく幾つもの職種を含む総合的なギルドが作られ〈カンパニー〉と呼ばれる。

14世紀に入ると全国的組織のギルドである〈カンパニー〉が確立される。

14世紀〜15世紀に掛けて制服(リヴァリー)が重要に。

エドワード3世がガーター勲章の制服を新しい騎士身分に与えた事はそれを象徴。

そういや、昭和天皇ガーター勲章貰ってた。

制服はギルド内に階級が出来た事を示した。

制服、帽子、勲章による位階制度が形成される。

ジョン・ハーヴェーは「中世の職人」の中で中世の講社を秘密結社と入社儀礼の中世版であり存在は秘密では無かったが「本質的には一つの秘密結社だった」と言っている。

ギルド(同業組合)やカンパニー(会社)は講社という秘密結社を含んでいた。

錬金術師の秘密結社〉

中世において錬金術師は教会によって禁じられていた為に小さな秘密団体を作っていた。

錬金術は師匠から弟子への秘伝によって伝えられ弟子になるには特別の入社式が必要。

印刷術の発達で錬金術カバラについての本が出ると錬金術師も国際的なネットワークを持つように。

13世紀にアルベルトゥス・マグネス、ロジャー・ベーコン、ライモンドゥス・ルルス、ヨーロッパ中に知られた魔法博士が現れる。

15世紀にはピコ・デラ・ミランドラ、トリテミウス、アグリッパ・フォン・ネッテスハイムが現れた。

1486年、ピコ・デラ・ミランドラは彼の思想を900の命題に纏めて発表。

プラトンピタゴラスカバラ学やマホメットゾロアスターなど東西の思想が総合され、復活され、まさにルネサンス宣言とも言うべき内容に。

埋もれていた古代の学問の復活はピコ1人の作業ではなく研究組織の成立を背景としている。

今日はここまで。

フリーメーソンはメーソン(石工)の同業組合として出発した筈なのに一般会員を受け入れ石工の組合でなくなっていく。

そもそも、この石工組合は、テンプル騎士団の生き延びた騎士達がまずは、海賊に、そして、石工になり、最後の総長の火炙りの刑に処せられたジャック・ド・モレーの墓から骸骨と二本の骨を掘り出し、遺志を゙継いで結成された。

以下の2つのサイトでわかりやすく説明されている。

https://note.com/pgw33xica993/n/n02f1bd6bd6ff

https://ameblo.jp/cilf2045/entry-12392870477.html

その石工組合が、フリーメーソンと名を変え、今やイメージの悪い組織に。

ジャック・ド・モレー総長も騎士達も草葉の陰で嘆いておる。

 

17時から夕食作り。

鮭カマ、玄米ご飯、なめこと油揚げの酒粕醪汁、サラダ、残り物のポークビーンズ、キャベツの酢味噌和え、朝の残り、ウォッカ梅酒ロック。

画像には無いがクックパッドのレシピを参考に豆腐のステーキもどきも作った。

片栗粉が足りなかったのかステーキに成らず朧豆腐状態に(笑)

それでもネギと鰹節を掛けて出してみた。意外にも夫に大好評。

おかわりをし、また作って!と言われた。

良く呑み良く食べた。

後片付け後、ブログを編集していると、雨の音が!

え!?雨予報なんて何処にも無かったで。

慌てて干し柿を取り込み。

意外にも屋内に干す場所が無くて右往左往。

何とかドアノブに掛ける場所を確保した。

 

歩数計は7198。

充実した一日だった。