2023/12/28木曜日
5時半に起床し洗濯と朝食作り。
ベランダでの水やりも済ませたら朝読書。
昨日に引き続き堀田正睦本。
アメリカ使節タウンゼント・ハリスさんについて詳述されていた。
この方、実は貴族でも軍人でも無く一介の商人なんだそう。
で、当時日本はこれといった特産品も無かったので貿易相手国として軽視されていたんだと。
で、low saraly で募集されていた日本総領事職に就職浪人のハリスは飛び付いた、という経緯らしい。
ハリスを軍艦で日本に送ってきたアームストロング提督にも相手にされず下田に降ろされると船はハリスと通訳のヒュースケンを置いて行っちゃったらしい。
そんな事情を知らない幕府は一応下田奉行を派遣し応接。
色々と要求してくるハリスに対し日本国内を自由に旅行する事は許さなかったが、応じるところは応じ、時の将軍徳川家定への謁見の希望を実現させている。
その際、ハリスは下田から江戸城まで大名の参勤交代のように40人程の供揃えを用意。
先頭の旗持ちが下にぃー、下にぃー、と号令する中、駕籠に乗って東海道を上ったそうだ。
で、その道中、17世紀にオランダ商館長に付いて江戸に向かった医師エンゲルベルト・ケンペルが記した「江戸参府紀行」を首っ引きに検証作業。
ケンペルは東海道が良く整備され数キロ毎に宿が設けられている様に驚いたそう。
ハリスは江戸に到着後、将軍家定に謁見。
そのあとは幕閣に向けて2時間も熱弁をふるったそうだ。
日露和親条約でプチャーチンと渡り合った経験のある川路聖謨などはハリスの嘘と姑息な論法を見抜き途中からあくびしながら聞いていた、とあった。
ハリスの嘘には他にも気づいた者が数名。
そう、このあとハリスが論じた内容に対する対応で幕府内は揉めるんですわ。
この続きはまたあとで。
10時に自転車屋さんへ。
夫も付き合ってくれた。
点検をお願いしたら代車で本屋さんへ。
新年の家計簿を購入した。
11時に自転車へUターン。
すると、自転車は特に壊れていない、と告げられた。
それは良かった。
そのままサイクリングしながら帰路に。
帰宅後、昨夜以来の食事。
お腹が満たされたら最新情報をチェック。
すると、池田佳隆議員関連の記事が一杯。
昨日東京地検特捜部が池田佳孝議員の事務所へ向かうももぬけの殻だった、というまさかの展開。
「雲隠れ」と取り沙汰されている。
「雲隠れ」と言えばこの一首。
めぐりあいてみしやそれともわかぬまに
雲隠れにし夜半の月かな
国会議員は「雲隠れ」はありなん?
続報を待つことに。
17時半から夕食作り。
カマンベールチーズonクラッカー、カレーと玄米ご飯、わかめサラダ、小松菜の和物、ウォッカ梅酒ロック。
良く呑み良く食べた。
後片付けを済ませたら営業終了。
読書と調べ物をする事に。
歩数計は7954。
充実した一日だった。