5時半に起床しおにぎり作り。
道の駅で買ったロールパンとピーナッツバターでサンドイッチも作成。
補給食の用意が出来たらチェックアウトの準備。
6時半にチェックアウト後、7時にしおじの湯をスタート。
十石峠を目指してサイクリングする事に。
昨夜、このプランを夫に提案した際「ぶどう峠も行けなかったのに十石峠にチャレンジするかー!?」と驚かれた。
が、十石峠はその昔、長野で取れたお米十石(1500kg)を毎日馬で上州は白井宿へ運搬した由緒ある峠道。
昔の人の苦労がわかる道を是非行きたい!何なら全部歩きで登っても大丈夫、と説得。
まずは、その白井宿を目指した。
7時半に到着。
ここは無料休憩所。
案内図を元に、目と鼻の先の「安閑天皇の御座石」を見学。
安閑天皇が大和(奈良)から遥々ここまで来られたんよ。
初期の天皇(大王と言われていた時代)は天皇自ら征伐に向かっていたんよ。
その石は大事に保管されていた。
見学していると、集落の男性が話しかけてきて、色々と説明してくれた。
この白井宿には嘗て関所と市場があったのだそう。
関所跡の碑。
市場の市神様。
で、江戸時代は長野から馬で米を十石運んで来たそうだ。
で、ここの市場で取引された米は万葉(まんば)(神流町)等で売られたそう。
近代になってからは自転車と荷車で運ぶようになったそうだ。
帰りは空の荷車を犬2頭に曳かせて帰ったそうだ。
帰りは激坂だからね。
安閑天皇が御祭神の水上神社もお参り。
この神社は旧十石街道沿いにある。
舗装されていない道でとても風情のある道。
自転車が無ければ是非歩きたい道だ。
が、今日は夫にお付き合い。
国道299号線は通行止めなので迂回路の矢弓沢林道経由で向かうことに。
この林道は坂好きマニアの中でも有名。
何せ国道の半分の距離で十石峠まで駆け上がる。
平均斜度は8%超え。
坂マニアでは無い自分は早々と足を付き自転車を押し始めた。
見ると、夫も押している。
何せ下りが全く無い。
只管上昇する。
もうね、リフトの無いスキー場だと思って、帰り(下り)の爽快さに期待しながら自転車を押した。
それでも1/3は頑張って坂道を乗った。
9時半に国道299号線との合流地点に到着。
この辺りまで来ると標高も1300m超え。
山々の景色は壮麗。
山々の向こうに山々。
そのまた向こうに山々。
仙人にでもなった気分に浸れる。
合流地点から十石峠までは3km。
夫も憧れの十石峠へ行く気漫々に。
ここからも多少のアップダウンはあった。
が矢弓沢林道に比べれば楽勝。
途中、右手に懐かしの浅間山も見えた。
10時に十石峠に到着。
事前調査で破損で立入禁止、と情報があった展望台も修理が完了。
登れた。
そこには絶景が。
天候にも恵まれ、ナイスビューを堪能。
が、いかんせん、風が強く、一気に冷え込んだ。
展望台脇で早めの補給をする事に。
時刻は10時半。
オートファジー的にどうなの?と思ったけれど昨夜の夕食は17時に終了。
ま、いっかー、と夫におにぎりとピーナッツバターパンを渡した。
補給しても強風により体が冷えてきた。
下山する事に。
10時45分にスタート。
帰りはほぼ下り。
更に体が冷えた。
11時半にしおじの湯に帰着。
何はともあれお風呂へ直行。
よーく温まった。
川の駅で鮎の塩焼きを食べようと思ったら今日はお休みだった。
この三連休は明日の日曜のみ食べれるそうだ。
お土産を購入したら帰路に。
夫が先に運転。
深谷市で交代。
15時半に久兵衛屋で遅い昼食。
というか、これが夕食にもなった。
16時半に帰宅後、2回の洗濯とその間に後片付け。
夫はその間も焼酎を呑みながら、すげーな〜、十石峠行ったよ〜、と余韻に浸っていた。
18時半に洗濯と後片付けが終了した頃、夫は既に夢の中(笑)
自分は漸くウォッカ梅酒ロックとスルメで1人で乾杯。
良い旅だった。
特に、御巣鷹山慰霊登山。
慰霊中、そこここで写真を撮影していると、夫に撮影するなよ!遺族の気持ち考えなよ〜!とキレられた。
自分としては、マスゴミと一緒にしないで欲しい。
この事件をこのまま風化させたくないんよ。
だって誰も有罪なってないんよ?
520名もの命が犠牲となったのに。
DSの奴らが仕組んだテロは古代からある。
今、告発しようにも目撃者や証言者はこの世に存在していない場合が多い。
事実上の時効?みたいな。
まだ、何とかなるのでは、と思う。
家に帰ってきたので読書家に戻る。
そして、調べ物もする。
歩数計は17176。
サイクリングと史跡巡りが楽しかった一日だった。