6時に起床し洗濯と朝食作り。
ベランダでの水やりも済ませたら8時半に畑へ。
苗へ水やり。
9時に帰宅後、読書を開始。
ここのところ、畑での作業に追われ読書する時間が取れていなかった。
今日は自室に籠もり存分に読書に勤しむ事に。
まずはマダム鳥尾に関する本を2冊。
この方はGHQの高官、ケーディス大佐と恋愛関係にあった華族の女性。
その系譜が物凄い。
母方の祖父は経済政策の天才と言われた津田出氏。
父方の祖父は画家の下条桂谷氏。
美人且つ聡明で行動力のある女性だったようだ。
御主人の鳥尾子爵は自動車関連会社に携わっていたものの、戦争の激化に伴い武器の生産に関わらせられそうになり、会社を離れた。
英断。
この2冊は、というかマダム鳥尾の半生は戦争をくぐり抜けた苦労話で一杯だ。
一つ下の弟は召集され中国で戦死。
勿論、御主人の子爵も召集されソ連領近くへ赴いている。
その留守を預かるマダムは子供達の為に朝早く電車に乗り郊外の農家の元へ買い出しに向かっている。
配給された食料だけでは全然足りなかったそうだ。
郊外の農家、最強よ。
またある時は家に焼夷弾が落ちてきてマダムの服に燃え移り火傷をしたそうだ。
焼夷弾の火は油まみれでなかなか消えず、ずっと燻る性質があったそうだ。
この爆撃は、米軍機が2軒先の東條邸を狙ったはずが誤って隣の鍋島邸にロックオン。
鍋島邸の方々は「焼夷弾が200個も落ちてきた!」と命からがら鳥尾邸に避難してきたそうだ。
そして、前出のケーディス大佐は弁護士の資格を持ち日本国憲法草案に関わった高官。
日本人にとって天皇とは?と天皇の存在について何度も聞かれたそうだ。
変える必要無し。
12時半に昨夜以来の食事。
お腹が満たされたら午後も読書。
からの寝落ち。
夕方までアイルランドの歴史についての本を読んだ。
何故?
それは、エール・フランス1611便墜落事件で犠牲になったのはアイルランドのダブリンに帰ろうとしていたアイルランド銀行マネージャーのオコナー家の人々が多数だったから。
1968年頃に何かあった?と思って。
あ、マダム鳥尾の本も、もく星号墜落事件についてヒントがあるかも、と思い借りた。
GHQについて、占領下に於いて何があったのかもっと知りたいと思った。
17時から夕食作り。
夫は朝からサイクリングに出掛けた。
なので冷蔵庫に残り物が多数ある。
味噌汁とサラダのみ作った。
自分はお腹が空かないのでピーナッツバタートーストとみかんで済ませた。
このあとも精力的に読書する事に。
歩数計は3843。
充実した一日だった。