arimahamaの日記

アメバから引っ越しました。

オートファジー1203日目とパラケルスス⑤

2024/12/28土曜日

6時に覚醒し朝読書。

 

昨日に引き続きカイザー著小原正明訳「パラケルススの生涯」

 

パラケルススは1529年にニュルンベルクへ到着。

ニュルンベルクは当時ヨーロッパの商業、学問、芸術の重要な一中心地。

ここにはアウグスブルク出身のヴェルザー家とフッガー家の銀行支店があった。

これらの豪商は中央アメリカから輸入したグアヤックの樹の商売で大儲け。

グアヤックの樹皮は抗梅毒剤と思われていた。

が、ホーエンハイムは民衆がこの樹の効能を過大評価し信用しすぎていると主張。
ホーエンハイムニュルンベルクで「フランス病(梅毒)」に関する著書を出版。
が、別の著作の出版はライプチヒ大学医学部の異議申し立てにより挫折。

ライプチヒ大学医学部長のハインリヒ・シュトローマー・フォン・アウエルバッハはフッガー家と懇意だった。
1530年にニュルンベルクを去り100km離れたベラッツハウゼンへ。

フォン・シュタウフ男爵の居城で病人を診る傍ら執筆に励んだ。
「バラグラヌム」では、次のように著述。
第一の柱 土と水に関する哲学
第二の柱 空気と火に纏わる天文学占星術
第三の柱 調製、特性、技術によって四原素朴を支配している錬金術
第四の柱 徳であり、死に至るまで医師の許に留まる


医術の第一の根底は哲学。

医術は自然から出発するべき。

医術は人間をよく知らねばならない。
第二の根底は天文学

天文学は哲学の上層部分でありこれを通して人間の肉体と同様に人間が完全に理解される。
第三の根底は錬金術

自然から産出するものが人間に役に立つ。それに手を加え医薬を創製するものが錬金術師。
第四の根底では、医師は嘘つき、浅薄なものであってはならない。

誠実な人でなければならない。

更に技術家でなければならない。

技術家になろうとするならばあらゆる経験を持つ事が必要。
これらの実際教訓的な警句によりホーエンハイムは全ての医師に勧告。
第一に自然の作用を全体として把握すること(自然哲学)を学ぶように。
第二に環境や宇宙の人間に及ぼす影響(天文学乃至占星術)を考慮せよ。
第三に錬金術を「金を調製する術」ではなく医薬を創製するのに役立てよ。
最後に、医師たるものは神と人との前に自分達の重大な責任(医師の倫理)を絶えず自覚するように、と勧めている。
ホーエンハイムはその著書「オープス・パラミルム」の中であらゆる自然の事物は、人間も含めて、次の三原質から成る、と述べた。
①燃焼の原理としての硫黄
②可動性並びに揮発性の原理としての水銀
③火の中で不変で固体の固さの原理としての塩
これら三者の性質が健康や病気の原因になる。

ある病気は「硫黄」により説明される。

硫黄の人間への作用は炎症である。

更に一連の天然物質を枚挙。

その内在する力は硫黄質のものであり人間が利用出来る。

人体には多量の硫黄がある。

血液にも筋肉にも、胴体にも、骨髄にもそれぞれ別の硫黄分がある。
それから彼は四原素説に触れ、それらはパラケルススの重要な基礎概念になっている。

「この三つの実体は四原素のようにして提出しなければならない。即ち万物は四つの原素から発生する。土からは草や木やこれと同種のものが、水からは金属や石や鉱物が、空気からは露が、火からは雷、稲妻、雪、雨が生ずる。それゆえ、天と地、空気と水は知識において一人の人間であり、人間は天と地を持つ一つの世界である。」
「水銀は液体であって人間や人間と類似の物の中にある。種々の形態を取り、様々な病気の原因になる。水銀は体温によって上昇(昇華)しその結果作用を及ぼすようになる。
ペストについての「小冊子」では次のように主張。
良質の蒸留葡萄酒
良質のテリアカ
没薬
うまのあしがたの根
鯨の精液
テラ・シギラータ
白蘚(こけ)、みつばぐさ、吉草根
ここに挙げた物質を全て十分に混和。汚れのない壜(びん)の中に満たし8日間日に当て放置。

病人に体質に応じて半匙か一匙を服用させる。

十分に体を覆い6時間の間は飲食させない。

黒死病とも言われたペストは皮膚が黒くなって死んでいった。

当時の人々は恐怖だったと思う。

パラケルススの、上記の処方は効いたのだろうか?

次のパラケルスス本を読んでみる事に。

今日はここまで。

 

9時に起床し米麹を出麹。

前回同様、糖化麹様だが、これはこのまま使うことに。

うちの米麹は大体が中華麹や塩麹、甘酒に使う。

2週間で消費するので問題無い。

洗濯とベランダガーデニングの水やりを済ませたら10時から参鶏湯作り。

長男一家は遂に全員が発熱。

子供達から熱が下がって来ているのは幸い。

ご飯作りが大変だろうとアシストする事に。

圧力鍋をしている間にリンゴをカット。

更に夫の昼ご飯のミートソーススパゲッティと自分の味噌汁作りも同時進行。

何とか12時前に配達しようと慌ただしく手を動かしていると、朝から優雅にピアノを弾いている夫が絡んできた。

以下はメモに残した物。

悪魔くんはこうやって何かと邪魔してくる。

更に、「悪魔くんが迷惑」などと本当の事を言おうものなら、精神科にかかれと騒ぎ出す。

だから、本当の事は言わない。

パラケルススじゃないけど、精霊とか悪魔くんとか、わかる人にはわかるけれどわからない人にはわからない。

わからない人に精神科行けとか、精神病認定されるとか納得出来ない。

本来、日本には直感に優れ、そういうのわかる人が一杯居たと思う。

ワクチンのせいなのか、脳みそハッキングされてるのか直感力無い人ばっかや。

 

夫には、忙しいから邪魔しないでくれ、と止めを刺し撃退。

11時45分に長男宅へ。

何とか間に合った。

買い物をしてから帰宅。

12時半に昨夜以来の食事。

午後も読書と調べ物。

からの寝落ち。

17時から夕食の用意。

クッキー作りも同時進行。

19時半に夕食。

焼き芋、鮭ハラス、ブリとマグロの刺身、サラダ、ポークビーンズ、昼の残りの蓮根挟み。

刺身はブリの刺身が最高に美味しかった。

寒ブリ最高!

蓮根は市場でお得に買えたので連日贅沢に肉に挟んで焼いている。

おつまみに最高!

ウォッカ梅酒ロックを呑みながら美味しく頂いた。

後片付けを済ませたら読書の続きをすることに。

 

歩数計は5928。

悪魔くんのお相手を除けば充実した一日だった。