2025/8/28木曜日
4時半に起床し5時過ぎに畑へ。
雨が降ったら牛蒡と人参を収穫しようと予定していた。
土を掘るのが大変だからね。
そして、昨日、待望の雨が。
畑に到着後、早速牛蒡掘り。
が、土がカチンコチン。
昨日はほんの少ししか雨が降らなかったらしい。

7時半まで掛かった。
帰宅後、シャワーと洗濯。
合間にベランダガーデニングの水やり。
そして、木灰500gで灰汁作り。
先日、すくも500gをゲットした。
藍建てにトライしてみる事に。
まずは灰汁を一番灰汁、二番灰汁、三番灰汁と取る事に。
ちなみに一番灰汁のphは12.6だった。
ph計も購入。
念の為、ph紙でも検査。
紫色になった。
ph11以上あると言う事。
これから何日間も掛かって藍染液が出来るらしい。
楽しみにする事に。
10時半から読書と調べ物。
今日からはこの本。

星亮一著「小栗上野介」
〈激しい動揺〉
慶喜の独断による大政奉還を知った江戸は大騒ぎに。
慶応3年(1867)10月17日老中以下の役人が総登城し大評定を開いた。
「直ちに兵を挙げ京都から反幕府派を一掃すべし」と強行論を唱えたのは小栗上野介。
幕府の閣僚達はフランス伝習歩兵と陸軍総裁松平乗謨、海軍総裁稲葉正巳を゙上京させた。
しかし、時既に遅く12月9日に王政復古のクーデターが断行され京都守護職の会津藩が御所から追放された。
会津の史書『七年史』によるとこの日、薩摩の西郷と大久保は御所に入り、暫くすると武装した薩摩兵が御所に駆け付け、中に入って唐御門を゙閉じた。
会津藩の唐御門担当小池勝吉は変調の兆しを感じ、蛤御門の会津藩の隊長生駒五兵衛にこれを通報。
そこへ新たに薩摩兵一小隊と芸州兵一小隊も到着。
「武装は何のためか」
小池が薩摩兵に問い糺した。
「主人、参内するに、許可を得たるなり、そのわけは知らず」
と薩摩兵が答えた。
そこに会津藩の佐川官兵衛が来た。
「番所引き払いの命令があるかもしれぬ。礼を失してはならぬ」
と小池に告げた。
この夜半には土佐藩から御所の警備を引き渡すよう命令書が手渡された。
そして、薩摩藩は唐御門に大砲を並べ、会津藩を追放した。
↑これらは孝明天皇が39歳の若さで急死したから起きたクーデター。
孝明天皇は会津藩と藩主松平容保公に絶大なる信頼を寄せていた。
孝明天皇薨去後、後を継いだのは14歳の幼帝。
このクーデターが起点となり日本はイギリスの植民地となる。
「身死すとも癘鬼となる」
慶喜、容保欠席の中、小御所で朝議が開かれ、慶喜の辞官納地と容保の京都守護職、容保の実弟松平定敬の京都所司代解任を決めた。
山内容堂が慶喜、容保欠席の中でのこの決定に異議を唱えたが「短刀一本あればかたがつく」と西郷に脅され、薩摩、長州が御所を独占し、薩長新政府を誕生させた。
新政府の総裁は有栖川宮熾仁親王なのでこれを天皇政権と呼ぶ人も居るが、天皇は傀儡に過ぎない。
会津藩は京都守護職として全身全霊を尽くして京都の治安維持と御所の警備に当たってきた。
その努力が報われ孝明天皇から直筆の感状である宸翰を2度も下賜された。
それが一転して罷免、誅伐の対象に。
容保は急遽、内田武八に親書を持たせ会津若松に送った。
我公多年の精忠、空しく水泡となりて、残念というも愚かなる事ならずや。実に臥薪嘗胆の時にして、君辱めらるる時は臣死するの期き至れり。
苟も人心ある者、臣子の情において、あに片時も安ずべけんや。禁庭に対し奉り、弓をひくことは決して為すべからずといえども、奸邪の徒、もし綸旨を矯め兵を加うるあらば、関東の力を戮せ、義兵をあげて君側の奸悪除かざるを得ず。
しからば闔藩の士民貴賤上下なく、祖宗以来の徳沢に浴する面々、この意を領掌し、力を合わせ心を一つにして、兵起こらば早く国家の賊を誅滅、武威ますます天下に輝かさん事を期し、日夜肝に命じ、暫時も忘れること無く国論一途に帰し、万人の心一人のごとくならば、我が公の精忠天地を貫き、神明の擁護ありて、ふたたび青天白日を゙仰ぐ事あに疑あらんや。たとえ身死すとも癘鬼となりて祟をなし、奸賊を゙滅絶するの心なき者は、天地の神祇その方を殺せよ。
会津藩公、怒りの親書。
臥薪嘗胆、如何なる事があっても敵を討て、それに従わない者は天の神、国の神がそちを殺すであろう。
癘鬼、疫病神となって敵を殺せ。
↑神様は見てる。
薩摩藩の戦闘記録「薩藩出軍戦状」によると、この時の薩摩藩の在京兵力は約三千。
↑YOUたち何しに京都へ?
生麦事件と薩英戦争の多額の賠償金(今のお金にして20億円)を幕府に払ってもらったけど、そんな幕府に何の不満が?
歴史の授業は二学期から黒船ペリーの来航事件を゙頭にじっくりやった方がいい。
日本がどうやって侵略されたか学習した方が良い。
12時に昨夜以来の食事。
夫には蕎麦を調理。
自分は納豆ご飯と味噌汁メインでお腹を満たした。
午後も読書と調べ物。
16時半から夕食作り。

なめこと豆腐の味噌汁、イガメンチ、ゴーヤと竹輪の炒め物、昨日の残りのもずくサラダとピザ、長男のお弁当のおかず、ウォッカ赤紫蘇ジュース梅酒。
良く呑み良く食べた。
お皿は長男が洗ってくれた。
読書と調べ物を゙する事に。
歩数計は5458。
充実した一日だった。