2025/7/27日曜日
5時に起床し洗濯とベランダガーデニングの水やり。
7時にコイン精米所へ。
米麹用の三分米は先日虫が湧いたので畑に撒いた。
新たに玄米を精米しに行く事に。
ついでに畑へ立ち寄り水やり。
帰宅後、シャワー。
そして、8時半にマンションの駐車場の抽選会へ。
予備抽選で自分の本抽選は午後になった。
帰宅後、読書と調べ物。
昨日に引き続き星亮一著「平太の戊辰戦争」
〈越の山風〉
閏4月の10日過ぎから薩長軍が高田入り。長州軍参謀山県有朋の手記『越の山風』を読むと山県は20日に高田入り。
『戊辰役戦史』によれば薩摩兵540, 長州奇兵隊六小隊560余人、長州報国隊約200人、高田藩380人、加賀藩1500人、富山藩440人、松代藩500人、他に松本、高遠、飯山、飯田、上田などの小隊も加わり約5千の大兵団に。
山県は薩摩の参謀黒田清隆と協議し兵を三隊に分け、一隊は会津藩の陣屋がある三国峠の麓の小出島を攻撃。
もう一隊は高田領の小千谷に侵攻し信濃川を渡って榎峠を攻め長岡城を攻撃。
残りの一隊は柏崎の桑名藩兵を襲いここを占領し長岡城を攻撃する、という作戦。
最初に攻撃が行われたのは小出島。
山あいに広がる古くからの町場。
小出島を守備する隊長の町野源之助（主水）は3日前に弟を失った。
町野隊は三国峠に前橋、高崎など関東の兵が現れたとの報告を受け農兵を率い三国峠へ。
弟の久吉はまだ17歳だったが槍の名手で18人を血祭りに上げる獅子奮迅の活躍。
だが敵の一斉射撃を浴び討ち取られる。
源之助は遺体を取り戻そうとしたが果たせず。
土地の古老の談話を纏めた『町野久吉戦死の真相』（小出町歴史資料集）によると、久吉の遺体は酷いことになっていた。
切り取られた首は1週間晒され、四肢は兵隊が争って肉を削ぎ取って食い千切ったと言う。
複数の証言があり、紛れもない事実である。
哀悼。
https://www.niigatashi-ishikai.or.jp/newsletter/my_library/2011022563.html
〈小出島戦争〉
閏4月27日、約700の薩長軍が小出島に攻め込んだ。
戦闘は朝の七時に始まり2時間後に集落が燃え落ち薩長軍の勝利に終わっている。
「官軍飯山藩、堀之内駅より進撃、賊軍会津町野源之助と魚野川を挟み対塁、両軍発砲、官軍乱流、火を民家に放ち襲来、賊軍大いに潰走す」（『小出島村戸長報告書』小出町歴史資料集）
「薩長の兵、市中に突入し、激戦して小出島を破る。薩長討死九人。敵の死傷は余程多分」（『薩長先鋒報告書』太政官日誌）
「村長、村吏、僧侶、婦女死力を尽くして事に従う。西軍侵入するや捜索すこぶる厳なり。或いは縛に就き、或いは殴殺された」（『会津戊辰戦史』）
小出町は明治に入り会津藩の代官所跡に小学校を建てた。
その時、懐旧碑も建てる事になり、旧会津藩士南摩綱紀が請われて碑文を書いた。
明治29年のこと。南摩は当時、東京高等師範学校教授を務めていた。
町の中心部にある旧代官所跡地には懐旧碑が建っている。
「越後国魚沼郡小出島は、………会津藩の預る所となり、また陣営を建てる………。明治戊辰の乱、兵燹にかかり烏有となる。乱平らぎ里人官に請いて小学校をその址に建てる。しばらく里人ともに議して、まさに石を建てその事を記し、もって戦死者の霊を弔い、かつ営址を万世に表し旧侯の遺沢を忘れざらしめんとして余に文を請う。……官軍数千人して我が兵僅かに二百人、衆寡敵せず、六十里の嶺に向かいて退く。我が兵の死者十四人、余これを聞き、愴然として涙くだりて曰く、当時、官軍に抗する者、今皆一視同人の沢を浴り、ともに太平の臣民となる。しかるに死者ひとりその恩を蒙りえず、なんぞその不幸なるや。しからば闔校生徒、この碑を読みてそのことを記し、仰ぎて旧侯の沢を懐い、附しては死者の霊を祭らばすなわち迷魂またまさに永く帰する所にあるべし。ああ、諸氏建碑の志厚きというべし……」（原漢文）
南摩は小出町の人々の志に感動し碑文を書いている。
↑小出島て只見線の終点やな。
そら、会津と関わりあるわな。
数千の西軍相手に大変やったな。
今日はここまで。
13時に昨夜以来の食事。
残り物で済ませた。
14時半に抽選会へ。
運良く今と同じロットになった。
16時から夕食作り。
17時に長男と孫達が到来。
野菜と海老と帆立と豚肉の蒸し焼き。
辛味噌タレで食べた。
後片付けを済ませたら明日の米麹作り用の米を洗米。
すると、花火の音が聞こえてきた。
大和田花火大会だ。
孫達も初めての花火。
皆で鑑賞して楽しかった。
21時に帰って行った。
読書と調べ物の続きをする事に。
歩数計は8358。
充実した一日だった。
