arimahamaの日記

アメバから引っ越しました。

オートファジー1375日目と畑とホモ・サピエンスの旅⑯

2025/6/14土曜日

5時に起床し5時20分に畑へ。

トマトの苗の幾つかが枯れ死したのでバックアップ用の苗を植えた。

7時に帰宅後、洗濯とベランダガーデニングの水やり。

合間にシャワーと収穫したスイスチャードを洗う作業。

そして、夕食用のじゃがいもを蒸す作業。

9時50分にマンション管理組合の総会へ出席。

 

10時から始まった総会。

予定では12時までとなっているが、11:50の段階でまだ第一号議案の審議。

これ、去年も同じ。

去年は自分は午後からテニスに参加する予定だったので、まだ第一号議案の審議中だったが12時には退出。

今年も全く同じパターン。

で、気付いたのが、第四号議案は建物診断費用に修繕費積立金から600万円を支出する、という高額を取扱う議案なのに気付いた。

第2号議案は12時半まで掛かり、この時点で30分オーバー。

5名程が退出した。

そら、お腹も減るしな。

わいはトイレに中座。

席に戻ったあとは、再び審議が紛糾していた。

果たしてこの中の何人が、どの人が工作員なのか、観察。

わいは管理組合理事側(執行部)だけでなく、組合員側(出席者)にも複数居るな、と感じた。

且つ、総会の模様を家族ラインで実況。

そして、遂に13時過ぎに、第四号議案の審議に。

14時からはマンションコミュニティーセンターの総会があるから、ここから巻でやると推測。

とっとと議案通したいだろうね。

何せ8割が議長に委任だから。

しかーし、第四号議案には反対意見が多数。

すると、聞き覚えのある声が。

夫だった。

いつの間に?

一応、一世帯につき一人の出席なので、自分はとっとと帰る事に。

スーパーで買物し13:45に帰宅後、まずは寒天サワークリームケーキ作り。

今日は急遽、父の日パーティーをやる事になった。

そして、キッシュ、味噌汁、ローストナッツ、ハンバーグ、ポテトサラダ、茄子の紫蘇包み焼き、チーズパン、モロキュウ、大豆のシャリシャリ揚げ。

途中、14時半に夫が総会から帰宅。

14時までやっていたそうだ。

去年も、総会の時間をもっと長く取ってくれと意見した人が居た。

朝8時からやるとか、コミュニティーセンター総会と別の日にやるべきやな。

17時に長男と孫達が到来。

嫁は体調不良で欠席。

上の孫が早速 Happy Father's Day のメッセージカードを渡し、夫は相好を崩していた。

孫達は最近のうちの人気メニューの新じゃがと新玉ねぎのキッシュを食べるのは今日始めて。

二人共喜んで食べていた。

2番人気はモロキュウ。

3番人気は大豆のシャリシャリ揚げだった。

そして、食後は寒天サワークリームケーキ。

これも、うちの定番デザート。

下の孫が口を開けて次の一口を゙待っていた。

自分は納豆ご飯と味噌汁が一番美味しかった。

あと、梅酒。

15時位から呑みながら料理していた(笑)

長男達はザーザーの雨の中、19時半に帰って行った。

後片付けを終わらせたら読書と調べ物。

 

昨日に引き続き篠田謙一著「人類の起源」

 


北米大陸での拡散〉
南北アメリカ先住民の祖先集団となった古代アメリカ先住民は二万一千年〜一万六千年前に北米北海岸で最初の分岐。

続いて一万七千五百年〜一万四千六百年前に更に南の北米海岸で北方アメリカ先住民と南方アメリカ先住民に分岐。

このうち北方アメリカ先住民は南米大陸に到達せず北米東部に拡散。

その中から完新世紀以降の地球の温暖化に伴い北方に進出する集団が現れアラスカやユーコン川流域に展開。
もう一方の南方アメリカ集団は太平洋岸を南下。

南米大陸に到達。
その中に北米クロヴィス文化を生み出した集団も含まれる。

クロヴィス文化の遺跡であるアンジック遺跡から出土した幼児骨のゲノム解析から明らかに。

北米を代表するクロヴィス文化の担い手のゲノムは南米の集団に受け継がれた。

この分岐の年代を考えると古代アメリカ先住民は定説だった無水回廊を通過したのではなく北米の太平洋岸を南下するルートを取った事が強く示唆される。
北極圏では約五千二百年前と約千年前の2回、シベリアからの集団の流入があり、後者が現在のイヌイットの祖先に。
この時期にはベーリング海峡が成立。
北米大陸への進出は船を利用。
前者はパレオエスキモーと呼ばれ、その代表とされる四千年前のグリーンランドのサカックから出土した毛髪のゲノム解析が行われた。
その分析から既に定着していた南北アメリカ先住民グループのいずれも彼らとの混血の形跡は無かった。
パレオエスキモーの文化は1500年前にイヌイット集団に取って代わられる形で消滅。

500年遡る二千年前、ベーリング海峡を逆に渡ってシベリアに達し、そのゲノムをシベリア先住民であるエベンやチュクチの人々に伝えている。
イヌイットの文化は1800年前にはベーリング海峡の周辺に認められ、13世紀には急速に拡散しグリーンランドに到達。

彼らはパレオエスキモーとは異なり北方アメリカ先住民の様々なグループと混血を行った事が知られている。
最近ではメキシコのチキウイテ洞窟から二万六千五百年前の人間活動について報告がなされている。

北米大陸の内陸部からは二万年以上前の人類の足跡の化石を発見したという報告も。ゲノムの証拠から見て現在のアメリカ先住民に繋がらない全く別のホモ・サピエンスの系統が新大陸に進出していた事になる。

 

南米大陸での重層的な拡散〉
南米大陸へ最初に進出したのは南方アメリカ先住民。

北米大陸のアンジック遺跡から出土した人骨の持つ遺伝的な特徴は一万年前のブラジルやチリの遺跡から出土した古人骨にも共有されている。

クロヴィス文化の担い手が南米まで進出。しかし、南米大陸の九千年前以降の出土人骨からはこの遺伝的特徴は消滅。

中米から南方アメリカ集団の異なるグループが太平洋を南下。

その集団の子孫に取って代わられた可能性が指摘されている。
この後発集団の遺伝的特徴は現代の南米先住民に共有され、遺伝的な連続性が長期にわたり確認されている。

2回にわたる南米大陸への進出の中で、後発したグループが現在の南アメリカ先住民の祖先になっている。
南米大陸の広大な地域への比較的少人数での急速な拡散は遺伝的な多様性を大きくする事に寄与。

アンデス山脈を挟んだ東西のグループには遺伝的な違いが認められている。
4200年前以降の中央アンデスの山岳地域集団はカリフォルニアのチャネル諸島の古代集団と遺伝的な特徴を共有。

これは4200年前の時代に北米から南米に向かう別の集団の流入があった事を示唆。

↑北米,南米の動きを知っておくのも大事。

これを読むと南米にオリエンタルな容貌の人々が多い事に納得。

彼等の移動距離、半端無いで。

今日はここまで。

 

寝ることに。

歩数計は11482。

充実した一日だった。