2025/6/9月曜日
4時に起床し皆の朝食と長女のお弁当のおかず作り。
5時半に洗濯とベランダガーデニングの水遣り。
6時半から読書と調べ物。
昨日に引き続き篠田謙一著「人類の起源」
この西遼河流域で農耕と共に起こった集団の動きは弥生時代初期の農耕民の流入という形で日本列島に影響を与えた。
この地域で雑穀農耕が起こったのが凡そ五千年前。
それから二千年程して日本に影響。
この分析には稲作の起源地である長江流域の古人骨のゲノム解析が進めはより複雑な日本への渡来の経路が見えてくる。
〈シノ・チベット語族の起源〉
シノ・チベット語族に属する集団は5000年前の黄河流域のキビ栽培をしていた農耕民に起源がある事が判明。
そこから南のチベット高原へと拡大したグループによってチベットーブータン語が生み出され、中原に向けて南と東、更に東の海岸に拡大した集団の中から漢民族の言葉である中国語が生まれたと考えられる。
北方には2つの雑穀農耕のセンターがあり、それぞれの農耕民が拡散する事で多様な言語集団を生み出した。
一方、南のセンターは稲作農耕を主体とし、南方への進出はオーストロアジアやタイーカダイといった語族の分布と関係する。
東南アジアや日本列島などの東アジア沿岸部では初期拡散で定着した人々と農耕民の混合によって現代に続く集団が形成された。
第六章 日本列島集団の起源
ー本土・琉球列島・北海道
1 日本人のルーツ
〈二重構造モデル〉
日本列島には2つの大きな特徴がある。1つは形質に時代的な変化がある。
縄文時代の人骨と弥生時代の人骨の間に明確に認識出来る違いが認められる。
2つ目の特徴は形質の異なる集団が存在している。
①北海道のアイヌ集団と琉球列島集団
②本州・四国・九州などの本土日本人
二重構造モデルでは旧石器時代に東南アジアなどから北上した集団が日本列島に進入し基層集団を形成。
彼らが列島全域で均一な形質を持つ縄文人となった。
一方、列島に入る事無く大陸を北上した集団は寒冷地適応を受けて形質を変化させ北東アジアの新石器人となった。
弥生時代の開始期にこの集団の中から朝鮮半島を経由し北部九州に稲作をもたらす集団が現れた。
弥生系渡来人と呼ばれる人々。
この二重構造モデルが仮定している大陸北部での寒冷地適応については2021年の古代ゲノム解析からその証拠となりそうな結果が提示されている。
中国黒竜江省から出土した三万〜三千五百年前の人骨25体の古代ゲノム解析に依ると、最終氷期最寒期の一万九千年前頃に集団の交代に近い状況が起こり、田園洞遺跡の人骨に見られるタイプの遺伝子を持っていた既存の集団が現代の東アジアのタイプに入れ替わった。
↑集団の交代に近い状況て何?
めっちゃ気になる。
この時、EDARという遺伝子について特定の変異型頻度が増えている。
この遺伝子は外胚葉由来の器官の形成に重要な役割を果たしている。
歯の形や毛髪の太さ、エクリン汗腺の密度、耳たぶの大きさ、顎の突出・後退などの形質と関連する。
その中で370Aというタイプは北東アジア人に特有の形質を導く。
この遺伝子変異を持つ個体が最寒期以降に増加。
中国黒竜江省付近が二重構造モデルが想定する適応の起こった場所である可能性が示された。
↑中国黒竜江省で何が起きたん?
ゲノム解析が待たれる。
あと、370Aタイプとは?
今日はここまで。
8時半に買い物へ。
昨日梅酒用の梅10kgが届き、早速梅酒作り。
ウォッカと氷砂糖と梅酒用瓶が足りなくなり買い出しに。
10時に帰宅後、再び梅酒作り。
が、更に、瓶とウォッカが足りなくなり、再び買い足しに。
年に一度の大事な梅酒仕込み。
いつも1年経つ前に自作の梅酒を飲み干している。
夢の1年物を目指し今年は青梅10kgを注文。
自家製梅酒作りの為なら何度でも買い物行きまっせ!

ザルの上にあるのは、わいが買い物中に届いた梅干用の完熟梅。
今年は和歌山県はDSによる気象操作で雹で狙い撃ちされた。
和歌山県産の梅干が素晴らしくて嫉妬されたね。
しかも、2年連続て。
嫉妬にも程がある。
梅干もだーいすき❤
わいのおにぎりの具のベストは梅干とおかか昆布の組み合わせ。
自分で開発したんよ✌
12時半に夫の昼食を用意。
午後も読書と調べ物。
16時半から夕食の用意。

サワークリームポテトサラダ、なめこの味噌汁、三分米ご飯、ゼンマイとさつま揚げと糸蒟蒻の炒め煮、チキンビーンズ、キュウリの漬物、小松菜のおかか和え。
ウォッカ梅酒ロックと共に頂く事に。
19時から。
昨夜以来の食事。
尚、晩酌は18時からwith ローストナッツ。
ちょい酔っ払っとる。
あ、最近ゼンマイを頻繁に食べている理由はまた今度。
歩数計は7704。
充実した一日だった。