2025/5/29木曜日
5時に起床し皆の朝食と長女のお弁当のおかず、夫の昼食作り。
8時半から畑へ。
じゃがいもが100日経過したので試し掘り。
上の部分を刈り取ってみると、しっかり緑色の液体が掛けられているのが判明。

掘ってみると、芋の所々がピンク色に。

更に種芋が腐っていた。
急遽、全掘りする事に。

天日干ししている間に、スイスチャードとロメインレタスを収穫。
そして、早速畝を立て、昨日購入したさつまいもの苗を植えた。
そうこうしているうちに嫁とお孫ちゃん達も来訪。
芋掘りするよーと誘った。
二週間遅れで植えた畝で枯れている株が幾つかあったのでそれを追加で掘る事に。
上の孫はパセリも収穫。
嫁はそこらじゅうに生えている紫蘇の苗を幾つかゲットしていた。
暑くなってきたので、10時半には解散。
帰宅後、早速ジャガイモを陰干し。
やる事やったらシャワー。
11時半から漸く読書と調べ物。
今日からは篠田謙一著「人類の起源ー古代DNAが語るホモ・サピエンスの『大いなる旅』」を読むことに。

数ヶ月前にデニソワ人の存在を知ってから、自分はホモ・サピエンスでは無いのでは、と思い始めている。
デニソワ人も一応ホモ・サピエンスから分岐した事になっている。
ちなみに、ネアンデルタール人もホモ・サピエンスから派生し、デニソワ人はネアンデルタール人から派生した、と言われている。
が、骨格からして、自分はホモ・サピエンスとは異なる生き物なのでは、と疑っている。
この本からヒントを得たいと思い読み始めた。
気になる部分を抜粋して紹介する事に。
次世代シークエンサの技術を使うとサンプルに含まれる全てのDNAを高速で解読出来る。
ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所教授で沖縄科学技術大学院大学(OIST)の客員教授でもあるスバンテ・ペーボ博士は2022年ノーベル生理学・医学賞受賞。
彼は古人骨に残る僅かなDNAの抽出と解析の技術を確立。
ホモ・サピエンスの進化の道のりは従来想像されていたものより遥かに複雑。
微量なDNAを増幅する技術はPCR法の発明を契機としている。
〈パラントロプス属〉
パラントロプス属は南アフリカと東アフリカで見つかっておりアウストラロピテクス属には見られない特徴のある頭骨と巨大な臼歯を持っている。
↑巨大な臼歯はデニソワ人の特徴でもある。
南アフリカのものをロブストス、東アフリカのものをボイセイという別種として区別。
総称して「頑丈型猿人」と呼ぶ。
パラントロプスは栄養価の少ないサバンナの植物を食べていた。
260万年前に出現し130万年前に絶滅。
↑絶滅したのでは無く何処かへ移動したのでは?
ネアンデルタール人の脳容積の平均は1450ml。
ネアンデルタール人の脳で発達するのは主として視覚に関わる後頭葉の部分。
日照の少ない高緯度地方の生活に適応した結果という可能性もある。
猿人の社会はチンパンジーと同程度の50人、原人段階では100人、ホモ・サピエンスでは150人を1つの社会構成の単位とした。
↑ホモ・サピエンスは大人数で行動するのが特徴で強み。
最も古い人類化石のDNA情報はスペインの43万年前のシマ・デ・ロス・ウエソス洞窟出土の人骨。
1976年以降の発掘で28体分の人骨が発見されている。
PCR法を使用し試料を増幅して分析。
問題になるのが外在性DNAの混入。
コンタミネーション。
シマ・デ・ロス・ウエソスの人骨はネアンデルタール人の特徴を多く持つ。
43万年前。
ネアンデルタール人は19世紀の初めにはベルギーとイベリア半島最南端のジブラルタルで発見されていた。
ホモ・サピエンスとは別の人類であると最初に認識されたのは、1856年にドイツのデュッセルドルフ郊外のネアンデル渓谷で発見された個体。
その後の発見で現在ではヨーロッパから西アジア、シベリア西部にわたるユーラシア大陸の西半分に分布していた事がわかっている。
その成人の推定身長は150〜175cm、ガッチリとした体格で体重は64〜82kg。
脳容積は1200〜1750mlで、頭骨は前後に長く、眉の部分が庇のように飛び出し、顔面全体が前方に突き出ている。
〈ネアンデルタール人のミトコンドリアDNA〉
ネアンデルタール人のミトコンドリアDNAの配列はホモ・サピエンスの変異の幅から大きく外れる。
〈ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の交雑〉
2010年の研究でクロアチアのヴィンデジャ洞窟から発掘された三体のネアンデルタール人女性人骨から採取した40億塩基分のDNA配列の解読が行われた結果、サハラ以南のアフリカ人を除く、アジア人とヨーロッパ人には凡そ2.5%程度の割合でネアンデルタール人のDNAが混入している事が明らかに。
ヨーロッパ人と東アジア人を比較すると、東アジア人の方が僅かに多くネアンデルタール人のDNAを受け継いでいることもわかっている。
やがて、出アフリカを成し遂げて世界に拡散する初期段階のホモ・サピエンスのゲノムが何体か解読された事でその理由が明らかに。
世界に拡散する初期段階、つまり5万年以上前の最初の段階からホモ・サピエンスは幾つかの集団に分かれていたようだ。
↑ホモ・サピエンスが世界を席巻していく過程を紹介していく予定。
今日はここまで。
17時に呑み会へ行く夫を駅まで送迎。
帰宅後、夕食の用意。
18時から昨夜以来の食事。
残り物中心なので画像は無し。
子供らには生姜焼きを調理。
自分は納豆や筋子でお腹を満たし、ローストナッツやチーズ、漬物をツマミに晩酌。
後片付けを済ませたら営業終了。
読書と調べ物の続きをする事に。
歩数計は7551。
充実した一日だった。