2025/3/21金曜日
5時半に起床し長女の朝食とお弁当のおかず作り。
合間に洗濯とベランダガーデニングの水遣り。
そして、明日の親族の食事会の下ごしらえ。
自分が料理を作る事に。
10時に畑へ。
ニンニクは葉の一部が赤くなっていた。
が、概ね順調だった。
キャベツやほうれん草、レタスを収穫したら帰路に。
スーパーで買い物をしてから11時過ぎに帰宅。
そのまま、食事の用意と夕食の下ごしらえ。
昨夜以来の食事を済ませたら、再び明日の昼食の下ごしらえ。
7人分の料理作りよ。
14時から漸く休憩。
読書と調べ物をする事に。
今日からはこの本。
序章は筑紫君磐井が紹介されている。
近畿で前王朝の簒奪に成功した継体は長途九州への遠征軍を進発させた。
所謂「磐井の乱」と呼ばれる事件。
外は海路を邀（た）へて、高麗、百済、新羅、任那等の国の、年に職を貢る船を誘り致す。（「日本書紀」継体紀）
上記の文を分析。
①朝鮮半島の国々、高麗、百済！新羅、任那等は筑紫の磐井の所へ年貢の貢職船を派遣している。
②磐井が彼等を欺いて誘致したもの。
この記述に対する疑問。
高麗、百済、新羅の三国は半島側の大国。その国々が皆間違えて、磐井に騙されて国交の使者を送り続ける。
任那にとって日本列島側は「本国」
自分の本国を間違えて使いを送る事がありうるだろうか。
日本書紀の記述によって、日本列島の代表の王者が「筑紫の君」であった事が裏付けられる。
九州側が本家、近畿天皇側が分流。
↑磐井の「反乱」としたのは磐井を下位者と印象付ける為か。
それにしても、何で九州王朝の事を隠すんだろうと考えた。
天武が筑紫君の血筋とバレるのは不都合だった？
まるで弘文天皇から簒奪したみたいになるし、万世一系が途絶えたのバレるし？
「反逆」というレッテルで大義名分関係を逆転させる。
これは「日本書紀」の常套手段。
↑very 初期のフェイクニュース。
手研耳命の反逆や香坂王・忍熊王の反逆、大山守の反逆、武埴安彦、狭穂彦の反乱等、枚挙に暇が無い。
彼等はいずれも崇神や垂仁に先立つ大国・名門の王者。
崇神・垂仁こそ外来の侵入者。
↑じゃ、垂仁の娘の倭姫の巡幸も茶番？
そのうち調べるか。
（雄略六年四月）呉国、使いを遣はして貢献す。
この呉国とは南朝。
中国側の天子が近畿天皇家に対し貢献してきた、と。
天子が下位者、近畿方が上位と表記。
この用語によれば、近畿天皇家は南朝の天子まで配下にしていた。
〈北朝の立場に立つ「書記」〉
南朝を呉国と呼んでいるのは「日本書紀」側が北朝側の大義名分論に同じているから。
「日本書紀」の成立した八世紀初頭、天皇家が唐朝への完全同調路線を歩んでいた事は有名。
↑羈縻政策だっけ？
白村江の大勝によって、唐の東アジアに対する威令が秦・漢朝以来の輝きを帯びていた時代に「日本書紀」は編述された。
唐朝は、隋朝の禅譲を受けて成立した北朝系の国。
南朝は最後の陳の時、隋によって滅ぼされた。
隋の開皇九年（589）のこと。
北朝にとって久しく南朝は天子の国ではない。
「呉国」が長らく反逆していた。
このように八世紀時点のイデオロギー上の立場から歴史上の国名や事物や事件に対しレッテルを貼るのが日本書紀流。
津田左右吉は景行天皇遠征の矛盾を突きまくった。
磐井の勢力圏はどのくらいか。
「日本書紀」の継体紀によって探る。
A是に、磐井、火・豊・二国に掩ひ拠りて、修職せしむるなし、外は海路を邀へて、高麗・百済・新羅・任那等の国の、年に職を貢る船を誘り致し、内に任那に遣はす毛野臣の軍を遮る。
B（継体）「長門伊東は、朕之を制せむ。筑紫以西は、汝、之を制せよ
（継体の物部麁鹿火大連に授けた言葉）
Aでは磐井の支配圏が筑紫（筑前・筑後）のみならず火の国（肥前・肥後）豊の国（豊前・豊後）の二国に跨っていた事が示されている。
Bは戦後分割案。
物部麁鹿火に対し、「首尾よく磐井に勝ったら、山口県以東は朕が、福岡から西はお前がやれ、」と言っている。
〈継体のクーデター〉
（イ）此の御世に、竺紫君石井、天皇の命に従はずして、多く礼无し。故、物部荒甲の大連、大伴の金村連の二人を遣はして、石井を殺しき。（「古事記」継体記）
（ロ）二十二年の冬十一月、甲寅の朔、甲子、大将軍物部麁鹿火、親（みづか）ら賊帥の磐井と、筑紫の御井部に交戦す。旗鼓相望み、埃塵相接す。機を両陣の間に決し、万死の地を避けず。遂に磐井を斬り、果たして彊場を定む。（「日本書紀」継体紀）
（イ）（ロ）共に「石井を殺した」「磐井を斬った」と書いている点は共通。
異なるのは「筑後風土記」
（ハ）俄にして官軍動発し、襲はんと欲するの間、勢の勝たざるを知り、独り自ら豊前の国、上膳の県に遁れて、南山峻嶺の曲に終る。是に於て、官軍追尋して蹤を失ふ。
磐井の死を婉曲に「終る」と記述。
（この「風土記」の性格については後述）↑磐井の乱は527年、6世紀の出来事。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%90%E4%BA%95%E3%81%AE%E4%B9%B1
続きを読むのが楽しみだ。
今日はここまで。
17時半から夕食作り。
蓮根つくね、豚キムチ、昨日の残りのサラダ、朝の残りのおかず、玄米ごはん、味噌汁、ウォッカ梅酒ロック。
良く飲み良く食べた。
食後も明日の昼食の下ごしらえ。
朝から何時間も台所に立って料理作り。
21時過ぎにやっと終わって、洗濯物を畳んで、ブログを投稿しようとしたら、夫にちょっとスマホを貸して、と言われた。
まただよ。
これで一悶着よ。
こいつ、また脳味噌ハッキングされとるな。
DSとしてもさ、わいが余りお出かけしないし、誰とも会わないから、こいつを操るしか、嫌がらせ出来ないわけよ。
で、朝から体調不良て寝込んでるのを甲斐甲斐しく薬膳料理作って、更に、長男の嫁として、明日食べる7人分の料理（煮物、牛すじ煮込み、べったら漬け風漬け物、サラダ、松風焼き、ラザニア）を数日前から仕込んでるわいを「キチガイ」呼ばわりするわけよ。
30分後にスマホを渡すから、それまで待って、と交渉し自室でブログ編集していると、例の男性の怒鳴り声が聞こえてきた。
今日はいつもより早い。
よっぽど、ブログを投稿して欲しくないらしい。
ガーガー煩いからアンパンマンマーチを流しながら編集。
何の為に生まれて？何をして生きるのか？答えられないなんて、そんなのはいーやだ！
読書と調べ物をしてから寝る事に。
歩数計は8122。
充実した一日だった。
