2025/2/24月曜日
6時半に起床し豆麹の品温をチェック。
何と43度の高温になっていた。
発酵機は最低の25度設定にも拘らず、だ。
豆麹は45度以上になると麹菌の繁殖力が弱まり品質低下となる。
更に、その温度は納豆菌の好きな温度だから納豆菌が繁殖しやすくなる。
自分は経験無いが、他の人の動画で糸を引いている豆麹を見た事がある。
取り敢えず、発酵機のスイッチをオフにし様子を見る事に。
これ以上設定温度は下げられないからね。
7時半に自転車で買い物へ。
スーパーを2軒回り、8時半に帰宅後、シャワーと洗濯。
洗濯物を干すついでにベランダガーデニングの水遣り。
合間の9時45分に豆麹の品温をチェック。
26度。
麹菌は20―25度で活動する事を好む。
30度以内に保つのがベスト、なのだそう。
その後の豆麹の品温は、
11時に23.5度。
12:45に21.5度。
ここで、発酵機に毛布を2枚掛けてみた。
すると、16時には22.5度に。
20時半には何と30度をヒット。
毛布を1枚減らした。
今日は朝の6時半から発酵機無しで増殖している豆麹の応援団と化していたが、合間にご飯作りと読書と調べ物もした。
昼食はヤロー共にラーメンを調理。
自分は納豆ご飯と味噌汁メイン。
あとは、ししゃもを焼いて食べた。
午後は、読書。
昨日に引き続き、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン著、プリシラ・トループ英訳、井村宏次監訳「医学と自然学」
本書に収録された512の項目（被造物）は大自然の実質的なコンテンツ。
人間と密接な関係を有する。
ヒルデガルトによると、あらゆる被造物は存在の一大ハーモニーを保ちつつ神の目的を現実化していく為の重要な舞台であり装置。
彼女の認識によると、この世は火、空（気）、水、土という四成素（四元素）で構成されている。
個々の存在物はそれが生き物であろうと無かろうと四成素中の一つの成素を色濃く表出。
この存在物の個性とも言うべき性能は神が付与した性質（状）である。
これら被造物は全体として四成素が秩序正しく交錯しつつ存在の舞台である大自然を織り成している。
この自然に対する根本的な認識は、英訳者のトループ女史が直観するように、とりわけ医学の局面に於いて、被造物と四成素、四体液説の入り混じる聖ヒルデガルトの病因と病理学、治効のメカニズムは「伝統的なギリシャ医学の体液病理学よりも東洋医学により多くの類似点がある」のである。（英訳者トループ女史による「序」）
トループ女史の直観は筆者（井村宏次）の感想に一致。
ギリシャ・ローマ医学の延長線上にあるとされる中世医学に於いて、その主要な治療術である生薬療法は、紀元1世紀頃、小アジア生まれの医者ディオスコリデスの生薬書（ギリシャ本草学）の影響下にあった。
紀元5-6世紀になると聖職者達のギリシャ語読解能力は著しく低下。
ラテン語翻訳本が用いられるように。
更に時代が進むにつれ医学に関わる聖職者達の知力低下は覆うべくもなく、内容の薄い医学や薬学の書が多く出回るように。
ヒルデガルトが「フィジカ」を著すに至ってディオスコリデスの本草書を参照したと思われる記述は見出だせなかった。
「フィジカ」の背景にある医学理論
まず、この医学が前提としているのは前5世紀エンペドクレスの唱えた"万物の四つの根"すなわち「四成素」
火、土、水、空（空気）
次に登場する 温、冷、乾、湿 も重要。
続いて四体液
血液（ハイマ）
黒胆汁（メライナコレー）
黄胆汁（クサンテーコレー或いはコレー）
粘液（フレグマ）
前6世紀のアルクマイオーンに始まるギリシャ医学の系譜はエンペドクレスの登場によりほぼその内容を整えた。
ヒポクラテスはこれらの人々の説を総合。
四成素説、四体液説に立脚しながらも病気そのものと病気の症状をはっきりと区別。
ギリシャ医学に科学的な要素を注入。
ヒポクラテスは健康時と病気時の体液の状態について次のように考えた。
健康とはーこれらの体液が相互の混合の割合や性能や量が調合と均衡を得て、その混合が完全な状態。
病気とはーこれらの体液のうちのどれかが分離して孤立した状態を言う。
この場合には、身体部位が病気になるばかりでなく、その部位の為に体内に空虚と異同が生じ、それが体内に苦痛を与えるのである。
↑パラケルススも似たような事を言ってたな。
確か、患者の体液の均衡が取れていないのを診て、薬を調合し処方していた。
体液のバランスの不均衡てどうやったらわかるんだろうね。
取り敢えず健康だから知らなくてもええか。
今日はここまで。
16時から夕食の下拵え。
嫁がお好み焼きを作ってくれる、と言うのでお願いする事に。
自分はポテトサラダとトマトスープを用意した。
お好み焼きは全部で18枚焼き、見事完売。
大成功だった。
そして、夫が苺が大好きな上の孫に苺を買ってたので、自分は家にあったパイシート1/2枚を使いプチイチゴカスタードパイを製作。
孫はひたすら苺を食べていた。
自分と嫁と長女はパイを摘んで女子会。
お喋りしまくった。
お皿は3人で交代で洗った。
長男一家は20時半に帰って行った。
読書と調べ物をする事に。
歩数計は7418。
充実した一日だった。
