2024/12/7土曜日
4時に起床し朝食と昼食作り。
5時半に米麹の品温をチェック。

発酵機30度設定で品温は42度をヒット。
麹菌ちゃん達大活躍。
6時15分に畑へ。
先月末に種を蒔いた畝の発芽状況をチェック。
不織布を取ってみると、一部発芽。

良く見ると発芽した芽が黄変していた。
何か変なもん撒かれたな。
カメラを近づけて撮影しようとすると太陽からの光が突如赤くなった。

誰だよ?
太陽光線の色を操作してるのは。
ちなみに、撮影したのは7時2分。
日が出てから20分以上経って、この朝焼けの色は変。

CIAの工作活動もかなりハイレベルになってきた。
持参した納豆菌培養液を振り掛けてから不織布を戻そうとするとパリッパリに凍っていた。
これは、気温零度以下やな。
この厳しい寒さの中、綿花の花がド根性で咲いていた。

白い花なのにセピア色に写ったやないかー。
7時半に帰宅後、洗濯とベランダガーデニングの水遣り。
やる事やったら、読書。
第6章 穀物の生産
第1節 稲の存在
稲は日本にいつから存在したのか。
イネ科の植物の葉にはプラントオパールと言われるガラス質の物質がある。
これは鉱物質で葉が朽ちて土の中に埋もれても消失せず検出される。
プラントオパールによって、イネ科というだけでなく、イネ科の何にあたるか、例えば、稲、葦よし、薄ススキなどの判別もつく。
稲ならインディカかジャポニカまで区別される。
プラントオパールの量(密度)によってその地点での生産総量が推定出来る。
例えば、藤原宏志著「稲作の起源を探る」によると、熊本県上南部遺跡の土器の破片から発見された稲のプラントオパールによってこの遺跡はBC800年頃と推定される。また、岡山県南溝手遺跡と津島江道遺跡から出土した縄文時代後期の土器片に付着のプラントオパールからはこの土器がBC1500年頃に当たるとの結果が出ている。
稲のDNAは4種類の塩基の連鎖で、その配列を整理すると稲の品種が区別出来るそう。
佐藤洋一郎の「稲の日本史」にのれば稲はDNAによってインディカとジャポニカに大きく二分され、更にジャポニカは熱帯ジャポニカと温帯ジャポニカとに細分化されるそう。
日本の稲は大部分が温帯ジャポニカ。これらの研究は尚進行中。
が、現在のところ稲の渡来の経路は判明していない。
第2節 言語による文明の出自の特定
ポルトガル語由来 タバコ、金平糖、パン、ボーロ、カッパ邏サラサ、ジュバン、ビロード、ボタン
オランダ語由来 コーヒー、ビール、コップ、カンフル、スポイト、メス
ドイツ語由来 オブラート、ガーゼ、カプセル、カルテ、カテテール、チフス、ラッセル
第4節 穀物生産の為の土地の設備
(1)日本語az-e 畔
タミル語acc-u
日本語az-eのzeが脱落しa(阿)に。
「古事記」に見られる「営田(つくだ)の阿(あ)」「阿を離ち」のアは畔を意味している。
タミル語ではaccuを次のように使う。
畔(accu)ガ水ヲ湛エテ囲ンデイル田 (Jaffna地方の方言)
[2]日本語kur-o
タミル語kur-ampu
人工的土手、貯水池の堰、土手道、水田又は花畑の畔
「日本方言辞典」によればクロ、タノクロは現在、関東以北の方言であるが平安時代は京都でも標準語として使われていた。
[5]日本語un-e 畝
タミル語an-ai
タミル語にはaとuと言う母音交替の形式があるからanaiとunaiは同じ意。
[6]日本語tamb-o
タミル語tamp-al
日本語タンボは古例無し。
「なづきの田の稲幹に」(古事記歌謡)のようにタとだけある。
この古事記歌謡の、自分は「なづき」という古語に反応。
津軽弁で額や頭、脳の事を「なづぎ」と言う。
これについて調べていたら興味深いブログ記事も発見。
https://ameblo.jp/reki-sanpo/entry-12219104702.html
つくづく津軽弁て古語一杯使ってるな、と感じた。
次に読み始めた大野晋著「日本語とタミル語」も大変興味深い記述があった。
津軽弁関連で。
母accalあっちゃる acchaアッチャ 実家の母方本家嫁の事を「アッチャ」と呼んでいた。
母avvaiアッヴァイ abaアバ 祖母達は「アバ」と呼ばれていた。

kamar芳香を発する kamari匂い
kamar深淵、裂け目 kama雪の洞穴カマクラ
cappalチャパル 食べ残し sappaサッパ食べ残し zappaザッパ/ジャッパ魚のアラ
kutalaiクタライ舌足らずに発音する
gudameguぐだめぐ 愚痴を言う

今日はここまで。
まんず、おもしろがった。
12時に昨夜以来の食事。
午後も読書と調べ物。
15時から夕食の用意。
16時過ぎに長男一家が到来。
長男夫婦が自分と夫の誕生日のお祝いをしてくれた。

献立は手巻き寿司。
お吸い物とサラダは自分が用意。
ネタが新鮮で美味しくて大満足の手巻き寿司パーティーだった。
そして、食後は夫が焼いた誕生日ケーキでお祝い。
幸せな一時を過ごした。
20時に帰って行った。
このあと、読書と調べ物の続きをしてから寝ることに。
歩数計は6962。
充実した一日だった。