2024/11/30土曜日
6時に起床しまずは米麹の品温をチェック。

発酵機は32度設定でも麹菌が働いているので品温は39度をヒット。
解しながら麹蓋に分け入れた。
7時45分に畑へ。

まずは昨日植えた苗に水遣り。
そして、アオムシチェックからの大根の収穫。
8時半に帰宅後、洗濯とベランダガーデニングの水遣り。
そして、味醂の仕込み。
餅米を蒸している間に、ベランダで薔薇の鉢の植え替え。
3年前に植えて以来、初の植え替え。
ネットで植え替えの仕方を調べた。
根を切って一回り小さな鉢に植え替える事に。
念の為、底の方までチェックしたが幼虫は一匹も居なかった。
途中、餅米が蒸し上がったとタイマーが知らせたのでちゃっちゃと味醂の仕込みを終わらせた。
ここで、昼食のフォーの仕込みも開始。
空いた圧力鍋で牛すじとネギを煮込んだ。
その間に薔薇の植え替えを済ませた。
次に、炊き込みご飯を炊飯器にセット。
大鍋にはフォーの汁を仕込み。
トロトロに柔らかくなった牛すじに牛蒡や人参、大根、しめじ等野菜を追加。
30分煮込み。
ベランダで栽培しているレモンもまだ真っ黄色では無いがフォー用に急遽一つだけ収穫。

夫と子供等に残り物のうどんで提供した。

じゃがいもと間違って購入した安納芋も美味しく焼き上がり、大好評、大人気だった。

12時半に昨夜以来の食事。
お腹が満たされたら、コーンブレッドの製作。

30年ぶりに作ったコーンブレッドは大成功。
早速焼き立てを頂いた。
トウモロコシの味がして美味しかった。
14時から読書。
今日からは青木健著「ゾロアスター教史ー古代アーリア・中世ペルシア・現代インド」
第三節イラン高原西北部のマゴス神官団
〈メディア人とその王国〉
イラン高原西北部では先発して前9世紀にアッシリア帝国と接触していたメディア人達ごザラスシュトラと違う方向で原始アーリア民族の宗教思想を発展させた。
メディア人は前8世紀にはエクバタナ(現在のハマダーン)を首都としてアッシリア帝国傘下の自治国を築いた。
前7世紀初頭には同じアーリア人ながら騎馬民族化したサカ族(スキタイ族)の支配を受けるも定住化した強みで自らの文化を維持。
前625年には独立した。
これは原始アーリア民族がイラン高原に移動して以来初めての独立国。
そして、前609年、バビロニアのカルデア王国と共同でアッシリア帝国を滅ぼした。
メソポタミア平原を支配するセム系民族のカルデア王国とイラン高原を支配するアーリア民族系のメディア王国との間で良好な共存共栄関係が築かれていた。
が、前550年、同じアーリア民族の一派キュロス大王(クル大王)によって首都エクバタナを落とされ滅亡した。
〈マゴス神官団の宗教〉
メディア王国に住むメディア人の宗教についてはヘロドトスやストラボンなどのギリシア人著述家が書き残している。
メディア人の宗教は彼らの六大部族の一つであるマゴス神官団によって担われていた。
①拝火儀礼
②曝葬
③清浄儀礼
④悪なる生物(蛙、蠍、蛇など)の殺害
⑤最近新婚
⑥牛の犠牲獣祭
などの習慣を持っていた。
このうち①の拝火儀礼と⑥牛の犠牲獣祭は原始アーリア民族の宗教に共通した特徴。
マゴス神官団がこれらを継承するのは当然。
が、②、④、⑥はとても原始アーリア民族の宗教が発展した結果とは思えない。
メディア人が何故このような習慣を取り入れたかについては解明されていない部分が多い。
メディア人は原始アーリア民族とは異なる別民族だったとする極論から、系統不明の先住民族に影響されたとする説まで様々。
メディア人の由来とマゴス神官団の宗教は原始アーリア民族研究上の謎であり続けている。
このマゴス神官団の宗教はその後のイラン高原のアーリア人の宗教史に2つの点で大きな影響。
①やがて西進してくる原始ゾロアスター教教団と習合。この特異な習慣をそっくりゾロアスター教の中に導入する事に成功。そのゾロアスター教かわ3世紀にはイラン高原のアーリア民族の国教に。マゴス神官団の習慣はイラン高原の全アーリア民族にまで広まる事に。
②マゴス神官団はメディア地域から、当時アーリア民族より遥かに高度な文明を持ったメソポタミア平原に進出。 バビロニアの天文学・占星術と習合。時間を崇拝する拝時教・ズルヴァーン主義を生み出した点。この教えは後にグローシス主義やマーニー教に重大な影響を及ぼす。
これらの2点でマゴス神官団はアーリア民族全体の宗教とゾロアスター教の成立に消えない刻印を残した。
今日はここまで。
メディア人とマゴス神官団の存在が肝だね。
15時半にお孫ちゃん達が到来。
17時から夕食。
炊き込みご飯とフォー、レモンドレッシングサラダ、焼き芋、コーンブレッド、リンゴ。
バタバタしていたので画像は無し。
19時過ぎに帰って行った。
後片付けを済ませたら営業終了。
調べ物をする事に。
歩数計は7878。
充実した一日だった。