arimahamaの日記

アメバから引っ越しました。

オートファジー1169日目と畑と秘密結社

2024/11/24日曜日

5時に起床し最新情報をサーッとチェック。

ファイザーとモデルナワクチンの成分の記事を見つけた。

https://x.com/kazu_uracorona/status/1860516347295457515?s=19

家族ラインでも情報を共有した。

6時45分に畑へ。

まずはアオムシチェック。

この寒さの中、ちっこいアオムシを2匹発見。

土の上に置いたらもう動かなくなった。

次に秋じゃがいものビニール掛け。

穴が開いていないタイプを購入したので側面にハサミで穴を開けた。

8時に帰宅後、サラダと目玉焼きを調理。

次に、塩麹の材料をヨーグルトメーカーにセット。

出かける時間ギリギリまで、クッキーの材料の下拵え。

8時55分に自治会の年末大清掃へ。

寒空の中、大勢の人が参加。

自分は落ち葉大量スポットを見つけたので落ち葉拾い。

あっという間に支給されたゴミ袋2つ分が満杯に。

折角なので、家に持ち帰り腐葉土作りをしてみることに(笑)

9時45分に帰宅後、まずはクッキー作り。

そして、夕食のもつ煮込みの仕込み。

大鍋に牛蒡、人参、大根、椎茸、エノキ、豚モツ、鶏つくね、鶏モモ、蒟蒻、白滝、豆腐を順番に投入。

あっという間に11時半に。

少し休憩してから11:50から昨夜以来の食事。

ヤロー共にはラーメンを調理。

自分は納豆と味噌汁、ししゃもでお腹を満たした。

デザートには柿と焼きたてクッキー。

午後は存分に読書と調べ物を堪能。

 

今日からは海野弘著「秘密結社の世界史」

内容が内容だけに調べてみると、著者は2023年4月にお亡くなりになられていた。

哀悼。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E9%87%8E%E5%BC%98

じゃ、行くね。

 

ミトラ密儀は3,4世紀のローマ帝国ではキリスト教に対抗する勢力。

それはイランとギリシア・ローマの神々を統一。

ラテン語を使いローマ帝国に溶け込んだ。ミトラ密儀は密儀に付き物のオルギー(狂乱)を欠いたのでストイックな軍隊の規律に合っていた。

エリアーデ「ミトラ信仰はエジプトやフリュギアの密儀へのイニシエーションよりもインド・ヨーロッパ諸民族の男性結社へのイニシエーションに類似」

ルーマニア出身の宗教学者エリアーデ氏によると「ミトラをゲルマン戦士の神ウォーデンの信仰と比較。戦士達は『男性秘密結社』を作る」

アフリカの秘密結社の代表的例は黄金海岸の諸種族にあるポロ結社。

クペレ族の7歳〜14歳の少年が森の中に隔離され4年間修行。

ニューギニア南部のバレム儀礼には種族の男がほぼ全員参加。

コンゴのバリ部族のアニョタ豹人結社は豹のマークを付けていて誰かが死ぬと部族民を驚かせて法と秩序を守らせようとする。相続のシステムが確立していないので誰か死ぬと財産問題で必ず揉める。

アニョタは豹が乗り移ったように狂乱状態になり人々を驚かし相続を巡る紛争を止めさせる。

日本では秋田県男鹿半島のナマハゲ。

怖いお面を被りケラミノという蓑を付け木で作った刃物を持ち箱の中に小さな物を入れてカラカラ鳴らしながら家々を回り「悪いごいねがー!?」と子供達を脅す。

仮面、異装、武器、ガラガラなどは秘密結社に付き物。

「全くマイナスの性格を具えた秘密結社も存在する。

カメルーンのロザンコ結社は夜な夜な強盗や殺人などの狼藉を働いた。

また、ビスマルク群島のニュー・ブリテン島におけるドゥクドゥク男子結社はこれに加わっていない者を脅かしては金を強請った」(ギーゼラ・オーダーマン「人間集団の初期の形態」)マフィアもマイナスの犯罪的秘密結社。

イスラムの暗殺集団"アサシン"

〈近代秘密結社の原型〉

11〜13世紀にカスピ海の南の山岳地帯にアサシンという暗殺集団が存在し恐れられていた。

1333年、フランス王フィリップ6世は新しい十字軍を起こそうと計画。

助言を求められたドイツ人司祭プロカルドスは聖地には危険なアサシンが潜んでいると述べるとフィリップ6世は十字軍の派遣を止めた。

実際はアサシンは1世紀前に壊滅。ヨーロッパではアサシンは暗殺者の意味。

アサシンの語はハシシン、つまり、ハシシ(大麻)を吸う人から来ている。

暗殺の使命を受けハシシを吸って異常な興奮状態になり使命を果たす。

アサシンと呼ばれるのはイスラム教のイスマイル派の分派。

アサシンはイスマイル派から分派。

ペルシアのコーラサン出身のハサン・ベン・サバーバによって11世紀末に作られ東方のイスマイル派と言われた。

イスマイル派はエジプトのファティマ朝の下で盛んであったがセルジューク・トルコに圧迫されイスマイル派は追われた。

ハサンはペルシア北部の山岳地帯に布教して信者を獲得。

山城に立て籠もる人々の支配者になりイスマイル派が行ってきた暗殺を公認の政治武器とした。

1090年、カスピ海の南の近づき難い山地アラムートの山城に立て籠もったハサンは若者に麻薬を与えて誘い込み刺客として放った。

ペルシア(イラン)からシリアに掛けて彼の暗殺軍団が活躍。

13世紀にモンゴル軍が侵入するまでアサシンの城塞は難攻不落と言われた。

12世紀、クルド系の軍人サラディンが聖戦の闘士としてイスラム統一に立ち上がり、アサシンを異端として攻撃。

アサシンはサラディン暗殺を試みるも失敗。両者は和平を結んだ。

1945年、エジプトの農夫がナグ・ハマディの洞穴で大きな壺にぎっしり詰まったコプト語の文書を見つけた。

ナグ・ハマディ文書は4世紀後半頃のものと推定されている。

今伝わっている新約聖書と大きく異なる。ナグ・ハマディ文書では蛇こそ人間に知を与えて救済しようとしたのだ、としている。

ナグ・ハマディ文書を作成し埋めたのは誰なのか。

ナグ・ハマディの近くにパコミオス修道会の修道院があった。

ナグ・ハマディ文書はここの図書室にあったが何かの理由で洞穴に隠されたのでは、と言われる。

4世紀末には異端狩りが激しくなる。

カタリ派

ナグ・ハマディ文書が埋められた4世紀末以来、西欧では〈異端〉の結社は鳴りを潜めた。

〈異端〉は東方で育てられていた。

ゾロアスター教マニ教などの二元論から発生。

善と悪。

霊魂と物質といった二元論は現実世界、物質世界を悪の造物主の作ったものとして否定し霊感の世界に回帰しようとする。

東方的二元論は12世紀に西方に進出し中世最大の異端〈カタリ派〉を生み出した。

二元論は世界を2つの極の対立、抗争と見る。

内と外、秘密と公開、という風に世界を両極に分け、その境界、違いを強く意識する、させる。

二元論の時代、対立・抗争の時代には、異端、秘密結社が多く現れる。

今日はここまで。

つい昨日まで読んでいた青木健著「アーリア人」で知り得た単語がボロボロ出てきた。

ミトラ、ゾロアスター、マニ、二元論等々。

復習しながら読んでいきますわ。

 

17時に長男一家が到来。

もつ煮込み、玄米ご飯、モヤシトマトサラダ、ウォッカ梅酒ロック。

自分はいつものように先に食べ終わった孫と遊ぶ係り。

長男夫婦と夫が食べ終わってから食べることに。

それでも18時。

いつもより1時間早い。

今日はいつもより運動量が多いのでお腹が空いた。

長男一家は19時過ぎに帰って行った。

このあと、読書と調べ物の続きをする事に。

 

歩数計は8834。

充実した一日だった。