オートファジー1077日目と畑と中世のDS

2024/8/24土曜日

4時に起床。

5時過ぎに畑へ。

まずは恒例の撮影。

7/24植えのミニトマト。

しっかり緑色の液体撒かれとる。

7/30植えのミニトマト。

こちらにも緑色の液体。

そして、癒しの緑のカーテン。

更に、荒ぶる冬瓜。

ウリハムシも荒ぶっていたので防虫を兼ね、木酢液を振りかけておいた。

6時に帰宅後、シャワー&洗濯。

ついでにキュウリのキューちゃんとカボチャプリンを製作。

やる事やったら読書。

昨日から近衛龍春著「御家の大事」を読んでいる。

最も感動したのは第三話「遠江の椿姫　飯尾連龍が妻　田鶴」

この方、三河の上ノ郷城主・鵜殿長持の娘で母は今川義元の妹。

つまり、義元の姪。

同じく義元の姪とされた松平元康の正室瀬名姫とは幼少の頃から仲良し。

16歳の田鶴姫は先妻を亡くしたばかりの遠江曳馬（引間）城主の飯尾豊前守連龍に後妻として輿入れ。

夫が今川氏真に謀殺されたあと、女城主として曳馬城を守った。

徳川家康に攻め寄せられた際は夫の遺品の甲冑に身を包み降伏開城案が出されても応じす。

田鶴の指揮で徳川勢は300の兵を失った。

が、飯尾勢も200失った。

城には100しか残っていない。

ここで家康が参陣。

お田鶴の方は七千の家康軍を相手に奮戦。騎乗し薙刀を奮って斬り倒して行った。

が、数本の槍に貫かれ討死。

付き従った侍女17名も含め全員が討死した。

曳馬城に入った家康は後に同城を浜松城に造り変えた。

浜松の元城町に小さな塚が築かれ、田鶴の死を嘆いた瀬名姫は100本の椿を植えさせたので椿姫塚と呼ばれ田鶴は椿姫とも呼ばれるようになった。

わい、浜松城行ったわ。

けど椿姫観音の事は知らなかったから訪れていない。

痛恨。

この著書は読みやすかったのであっという間に読了。

引き続き、伊東潤著「王になろうとした男」を読書スタート。

この本は信長家臣の話し。

読んでいるとイエスズ会やら伴天連やら彌吉やら、南蛮貿易に関する記述が出てくる。

堺にいる丹羽二介と塙孫四郎から南蛮商人の代理人イエスズ会から鉄砲三百張と玉薬が入手する事に。が、悪天候で船が到着せず、本願寺戦に間に合わず。で、ついに出陣の日が来てしまった。←イエスズ会て武器商人やってたのな。

で、いざ本願寺との戦が始まると、火力の差は歴然。

直政には降伏したばかりの三好康長、筒井順慶、松永久通が寄騎として付けられた。5/3, 直政らは三津寺砦に襲い掛かった。が、この攻撃を事前に察知していた本願寺は楼岸砦に一万余の兵を集結させ三千の鉄砲を持たせていた。まず、先手の三好軍が崩され後陣の塙勢に影響をもたらし全軍総崩れに。直政を始め一族討死。信長自ら後詰する事により織田方の逆転勝利となった。その後、跡取りが塙家を継いだが直政統治下の国人や民が直政の統治に非があったとして訴え出た。奉行を派遣して徹底的な調査を行った信長はそれらの訴えを認め塙一族を改易の上家中から追放処分とした。

↑気になったのは、本願寺勢（雑賀勢）は十二分に鉄砲があった事。

そういえば、本願寺サイドの本多正信も夥しい数の鉄砲を購入した、と「二河百道」に書いてあった。

何で塙直政に鉄砲は届かなかったのか？

DS臭がプンプン。

もう一つ気になったのは、信長が安土城内に總持寺という寺を建てそこに自身を神として祀った事。

安土山の寺院（摠見寺）に自らの化身として盆山と呼ばれる石を置き、この神体を崇拝すればあらゆるご利益がある、と布告した為、寺院に参詣しに来る者は夥しい数に上った。信長は本願寺との戦いを通じて宗教に心を奪われた民の恐ろしさを味わった。このままでは布教熱心な伴天連に天下を乗っ取られる。しかし、伴天連を介して南蛮との交易を続けたい。伴天連の信じる神の台頭を抑え民を意のままに動かすには己が神になるしかない。